なさの雑記

アウトプットの掃き溜め

反省会(という名の解説) -2018春のソフラン差分まつり 後編-

どうも、NASAです。めちゃくちゃ間が空いたけど前回に続いて2018年春のソフラン差分祭りの自作差分についてまたまた反省していく。 いやマジで何か月空けてんねん


今回はとうとう最後の譜面、一番手間暇かかってる譜面。

 

  • TOKYO-RHYTHM No.524 [No.73]
  • ☆ さくらなみきのかぜ ☆ -はるいろすとりーむ-
  • Dove - Farewell. -
  • Smiling [やる気ビーム]
  • SHI☆A☆WA☆SE [SO★F★LA★N]
  • Wavetapper [Hi-Fi to Low-Fi]

Wavetapper [Hi-Fi to Low-Fi]

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さて、譜面の解説に入る前に話しておきたいことが数点あったりするんだけども。

譜面の解説だけ見たい人はざっくり飛ばしてくれ!(は?)

 

 

 

 

ソフラン祭りに提出した時のコメント

PASTWORKING
PASTPERPETRATING
PASTGIMMICK
PASTTHESCOREFORACKNOWLEDGING

この文なんだけど、とりあえず本家のFrumsさんの曲紹介と似せてるのは狙ってるとして、その意味。

WORKINGとかGIMMICKとかはまあ分かるとして、なんでPERPETRATING(過ち)とか言ってんだってこと。

 

調べたりしたら分かることだけど、自分は過去にWavetapperの差分でGENOCIDEに自薦したことがあって。若気の至りもいいとこなんだけど、当然のようにふるい落とされた。この時はモラルに欠如した人類だったから「くっそー」くらいにしか思ってなかったけど、後々自薦関連で荒れているのをみて、これはしでかしたな、と自分の過ちに気付いた。

そんな中、その差分を拾った難易度表があって、それが癖コレ。言わばキワモノ譜面の集まりだけど、それでも評価してもらえたんだなあという純粋な喜びが少しあった。

www.youtube.comそれがこの譜面。今見てもひでえなあ!って配置してる。しかも★2で提案してた。完全にやべーやつ

 

そんなこんながあって、自分でBMSを作るようになったり、色んな差分企画にもぼちぼち参加するようになって、このイベントを迎えた。趣旨を見た時点で、Wavetapperで譜面を作ることを決断してた。

 

過ちは取り返せないけれど、せめてもの償いと、謝罪と、感謝と、ありったけの今の自分を込めて。

 

 

 

 

 

 

なんて自分語りは置いておいて、そういう背景があってのこの譜面なので、個人的にも思い入れの塊になってる。大好きな曲でもあるので。

コンセプトとしては、「Wave」を「Tap」する、という部分。これ、Waveを音波と考えれば、プレイヤ―も皆Wavetapperなんだなあ!という解釈で作った。なので、ちゃんとtapしてくれよ!の思いを込めて、判定は辛めのHARD判定。

以下解説!

 

#001-126

地雷でリズムを記して、地雷のあった場所を小節線にすり替えて、同じリズムで叩かせる、割と早めに浮かんだギミック。全く同一のギミックを取り入れてる譜面が記憶の中に無かったのでやった。音数が一番少ない開幕にぶっこんだのは恐らく正解。小節線が結構心配だったけど意外と食わなかった!意外と?ほんまか?

結構Tapの意識を強めに持たせるような導入というか、これはギミックなんですね~という自己紹介も兼ねてというか。区切り区切りに地雷アートが挟まるのは、区切り!と分からせるためでもあり、ぼくの遊び心でもある。

 

#127-138

ココだけ見たらLow-Fi to Hi-Fiだなあ。最後の仕様の逆をやってる、段々譜面のスクロールが滑らかになるSTOP配置。1/2速。記憶が正しければここまでイージーゲージで繋ぐとぴったり100%になる……はず!忘れた!

 

#139-192

地雷アート(穴抜き文字)。これはWavetapperのファイル内に同梱されているFrums語(?)をそのまま使用してます。多分カタカナを転用してるんですねこれ、読めそうで読めないデザインが好き。流れる文字列はズバリ「ハルノソフランマツリ2018」。そのまんまやないかい!2回目だけは2音分早く終わるので「ハルノソフランマツリ18」になってる。

流れてくる皿(1/4速)もちゃんと拾わないとダメだぞ!

 

#193-263

地雷予告からの地雷⇔実ノーツすり替え+強制視界制限。1/2速のおかげで見やすいしここは多分回復。予告のところでBPMが000になるのも細かいこだわりポイント!

 

#264-282

地雷穴開き。1/4速。予告から譜面が圧縮されて急に反転するんで、もう少し緩やかにやった方がよかったかな?とか、実ノーツ表示するとか良心的やな!とか色々考えた結果この形に。前後猶予16分だけどノーツは見えてるし、BPMも遅いので、すぐ指離せば地雷はあんまり踏まないと思う。正確に素早くTapするのだ!

 

#283-288

細かいけどここのLNすり替え結構お気に入り。

 

#289-300

プー ピポパピポポピパプピポ rrr ポーポーポーポーポー

次ノートに瞬間移動する16分LN乱打→ポーポー地雷LN反転。瞬間移動と言いつつ地味に裏に32分の音があるので、192分だけ譜面を進めて対処してたり。ポーポーの部分は、反転後に地雷敷き詰めてはいるけど、深い意味はない(は?)。視覚的に綺麗じゃないし、敷き詰めなくてもよかったかも。

 

#301-308

テレレレテレレレテレレレテレレレ

この後の地雷アニメの布石を地雷アニメで描いていく。ちゃんと予告ノーツも見えてるから対応は容易!本当に?何気にBPMもチラチラ動かしてるので手間はある程度かけてる箇所。

ちなみに容量のこと何も考えずに小節長を4倍にしてるので、ここで容量まあまあ爆発してるかも。そうでもない?わからない。

 

個人的に気になったことだが、初見の人がここで地雷だ!って思ってこの箇所で地雷を踏んでるの見て、予告とアートと地雷切り替えを混ぜこぜにするとこういうことも起こるんだな、と。びっくり箱要素としては正解なんだろうけど、一般プレイヤーに対する配慮を考えるとするならば……という部分を後から思い巡らせてた。俺は俺の譜面だーーーー!!!って思えばどうでもいいんだけど。

 

#309-377

普通の譜面から、予告通りの箇所にアートと共に降ってくる通常ノート。ここも一番最初にギミックが浮かんだ箇所の一つ。理解するまでに時間掛かるかも?とか思いつつもねじ込んじゃった。「Tap」した部分から波及的に「Wave」する、この曲の本質みたいな部分を譜面で描きたかった結果がコレ。ちなみに地雷の前後の猶予は16分あるから、リズムキープちゃんと出来てたら多分踏まない。#377節だけ絵がぐちゃぐちゃになるけど、速すぎて多分誰にも気づかれてない。もうちょっとやりようあったかな……。

個人的にこういうアートの中に実際叩けるノーツを配置するみたいなの、めちゃくちゃやりたい!って思ってやった部分があるので、脳内のモノを比較的高い精度で再現出来て満足。ここが一番掛けた労力凄かったし、ここだけでこの譜面は説得力あるって思ってる。多分言いすぎた。

 

#378-384

等速の普通の譜面!回復!からの~~~

 

#385-399

超優しいモラルのある差分作者なので上矢印を出して何か起こるぞ!と予告。そして~~~

 

#400-502

予告ノーツがバーッと表示されてからの譜面逆走。一応上端にも小節線を引いてるから判定は合わせられる?かも?ぼくは出来ないからわからん そしてポーポーポーポーポーの部分は逆に普通の流れに。そして元の逆流の判定ラインだった小節線が過ぎると次の逆流の予告が表示!この予告表示がもう少し早ければ!みたいな意見もあったのでそこは反省点!

ポーの音の予告を全部4鍵に置いたせいで、逆流部の4鍵で叩くタイミング事故ると即死級のダメージ食らうことが大変よくない部分だった。配慮が足りてませんねクォレハ……。一応地雷猶予は前後16分!叩ける人はエライ!

演出としては割と上手いこといったとか勝手に個人的に思ってた。「逆流」と「整流」が行ったり来たりしてて、これも「Wave」なんだなって感じで。

 

#503-558-575

ここも逆流なんだけど、整流に戻らず予告地雷が静止したまま小節線が降りてくる。これ発想としてあっても意外とやってる譜面無いんじゃない?とか。

そして小節線が判定に到達するとブワッと現れる予告地雷。これも小節線が降りて来てバッと波のように出て来てる感出したかったけど、ちょっと手を抜いちゃった。 

Engine [EXPLODE]の最後のビョーンみたいなことすればよかったなーって後から思ったり。

 

#576-584

普通の1/2速譜面だけど、だんだん譜面の解像度が落ちていく。序盤で解像度が上がっていったのと対照的にした部分。曲的に一番盛り上がってるとこでこの演出はどうかな?とか一瞬思ったけど、終わりに近づいてる感出すためにもいいかなって。

ちなみにこの地帯を繋ぐだけでイージーで80%ちょっと回復するので、地雷で空になってもクリアは出来るよ!やったね!

 

#585-999

ポポポポポポポポポガチャッ 曲知らないと12分だって分からない不親切縦連。曲知ってる前提だこれ!ガチャッだけちょっと速いのも注意。BPMも律儀に999から減って000になる。

そして最後真っ白やんけ!驚きの白さ!その正体は小節長1/1000で敷き詰められた小節線。まあたまに使われてるの見るんで割と常套手段なのかな。通信が切断された的な感じで真っ白にした、気がする。

ちなみに、この敷き詰め小節線を曲の最後に作る時は、iBMSCかませると保存時に丸ごと消えちゃうので

  小節長いじる→#998に不可視配置→テキストで不可視ノーツ削除

という不毛なことをしてる。BMSEなら直接保存出来たかも?覚えてないや。

 

 

以上です。多分言い残してることがまだある気がするけど忘れちゃった。あとですます語調の方が性に合ってることがよく分かったので、次(あるのか?)からはですますで書きます。

Wavetapperくらいのガチガチなギミック譜面を作る機会、訪れる気がしないという気持ちしかない。というのが正直な本音ですが、曲の演出になる程度のライトなギミックはぼちぼち作って行きたいなと思っています。というかこの譜面の後も作ってるし。

作るぞ!といって作らなかったり書くぞ!といって書かなかったりしますが(大問題)、ほどほどに頑張ろうと思います。何を?

もう次の春の方が近いですがこれで反省会はおしまいにしようと思います。おしり。それでは🍣